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2017/01/20
非分散型光学式 (NDIR) CO2センサーに最適、光学フィルター搭載赤外線センサー素子 AK9710 を販売開始

製品名
AK9710
製品カテゴリー:
赤外線センサー > CO2センサー
概 要
光学フィルター搭載InSb量子型IRセンサー (非冷却タイプ)
用 途
非分散型光学式 (NDIR: Non Dispersive Infrared) CO2センサー、炎検知器など
AK09970
AK9710
光学フィルター搭載InSb量子型IRセンサー

製品概要

旭化成エレクトロニクス株式会社 (以下、AKM) は、冷却しなくても動作できるInSb光起電力型素子をコアに、単体の赤外線センサー素子 IR1011や、信号処理LSIと組み合わせた人感検知用途として最適な赤外線センサーIC AK9750 を量産しています。
今回販売を開始したIRセンサー素子 AK9710 は、CO2の赤外線吸収帯域に通過帯域を持つ光学フィルタを搭載しています。これによりNDIR方式のCO2センサーを容易に構成することができます。
本製品は高感度・高速応答、小型パッケージを特長とし、CO2センサーの小型化・低消費電力に貢献します。AKMのIRセンサーを搭載したCO2センサーは空調システムの高効率化と快適環境の実現 (*1) に貢献します。
一方で、今後、カーエアコンにはフロン (*2) に代わる温室効果がきわめて低いCO2冷媒への移行が予定されていますが、その冷媒漏れ検出 (*3) 用途にも最適です。本製品の車載向け AK9710AD (AEC-Q101準拠) は2017年8月に量産予定です。
また、AKMのIRセンサーは炎から発する赤外線を検出することにより炎検知器にも使用できます。

[Notes]
*1 新鮮な空気のCO2濃度は400ppm。それが2000ppmを超えると眠気や頭痛、倦怠感といった悪影響をもたらすことがあります。
*2 フロンはオゾン破壊するだけでなくCO2に比べ数百~1万倍もの地球温暖化係数 (GWP : Global Warming Potential) を持っています。EUでは地球温暖化係数が150を超える車載用のエアコンの冷媒の使用を2017年から全面禁止。ドイツ自動車工業会は2017年以降CO2冷媒を使用することを決めています。
*3 CO2冷媒を使用するエアコンのコンプレッサーはフロンの約10倍、100気圧の高圧で動作します。エアコンの室内機から車内への冷媒漏れも検出します。

● 高感度、高速応答

NDIR方式のガスセンサーでは従来サーモパイルが使われていますが、AK9710 はサーモパイルに比べ約3倍の感度、1000倍以上の高速応答性を持ちます。

● 赤外線吸収帯通過 光学フィルター搭載

CO2は赤外線領域に吸収スペクトルを持っており、本製品はその帯域の赤外線だけを通過させる光学フィルター搭載しています。フィルターを搭載することで、使いやすい構成となっています。

● 小型プラスチックパッケージ

SMDタイプ (3mm x 3mm x 1.01mm)

製品の特長

AK9710
AK9710
光学フィルター搭載
InSb量子型IRセンサー (非冷却タイプ)
製品名 AK9710AE AK9710AD(AEC-Q101 準拠)
出力電流 Ip (nA)1.04 ~ 4.9
内部抵抗 (kΩ) 75 ~ 188
光学フィルター帯域 (μm)4.28±0.27
使用温度範囲 (°C)-40 ~ 85-40 ~ 90
サイズ (D/W/H)3 x 3 x 1.01
AEC-Q101-準拠
ステータス販売中
2017年8月量産開始予定
[Notes]
* ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
* AKMは、旭化成エレクトロニクス株式会社の商標です。
* その他、記載されている会社名、製品名は各社の商標および登録商標です。

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