開閉スイッチ

近年の電子機器・白物家電の多様化に伴い、耐久性・信頼性に優れ、デザインに影響されない開閉スイッチが所望されています。このような要求をホールICと磁石の組み合わせで実現する例を紹介します。

 

ホールICによる位置検出

メリット
1.高精度

独自の信号処理技術により検知精度が高く、設計が容易です。
2.超高感度
感度が非常に高く、磁石の小型化や実装位置の自由度を上げることが可能です。
3.豊富なバリエーション
超小型タイプ、選べる検知磁気極性、低電圧駆動タイプなど様々なタイプを取り揃えています。


原理

スイッチタイプのホールICは磁界の強弱に対してON/OFFの出力を得ることができます。これは、ホール素子とその出力をディジタル信号に変換するICとを一体化することで実現されます。
ホール素子は、外部からの磁束密度Bに比例した電圧VHを出力します。その出力を増幅器・波形整形回路の順に経由させ、定められた磁束密度BでON/OFF信号を出力させるものがホールICです。

   【ホールICと磁石の距離】          【磁束密度】   

          

        

        


使用例

代表的なスイッチタイプを紹介します。多様な位置検出が可能で、幅広い動作電源電圧なので白物家電から電子機器と様々な製品で応用ができます。

 ドアスイッチ
単極磁石1個とホール素子1個で構成します。オーソドックスな開閉スイッチのタイプで、最も単純な構成で実現できます。
磁気を検出するため埃・塵・油などの汚れに強く、設置場所を選びません。

        【引き出し】              【冷蔵庫】              【食器洗い器】

            

   


 携帯電話
ドアスイッチの応用例として携帯電話のメインLCDの開閉検知が挙げられます。ホールICと磁石の組み合わせで様々な開閉方式が実現できます。
非接触で磁場を検出をするので耐久性が強く、長寿命を実現しています。加えて、小さな磁束密度で動作するため磁石からの漏れ磁束を小さくでき、周辺電子機器などに及ぼす影響を小さくできます。

 

推奨適用製品

スイッチ

 

構成ならびに製品の選び方

弊社ではお客様の様々なホールICの用途を考慮して、磁気シミュレーションによる最適設計のご提案、ならびに各種磁界発生部品(磁気ノイズ)の測定を行っております。
設計段階では適正な磁石・ホールICの選定、配置条件の提案、試作段階では実装状態での各種部品の測定を行っています。

>>スイッチの設計のしかた

>>ホールICを使ったスイッチの設計例

 

採用実績

携帯電話、ノートPC等の情報機器、冷蔵庫等の家電製品など。

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