オーディオA/Dコンバーター

AKMのオーディオA/Dコンバーター (ADC) は独自のアナログ・デジタル混載技術を駆使し、高い集積度と設計自由度に加えて、高音質オーディオシステムの実現に貢献します。
ポータブル機器、ハイエンド機器および車載エンターテイメントなど幅広いオーディオ用途に最適です。

AKM ADCの歴史
The History of AKM's A/D Converters

AKM A/Dコンバーターの歴史 - 1987年からの製品実績 -

AKMは、1987年に初代デルタシグマ(Δ∑)型 A/Dコンバーター(ADC)を販売開始しました。1992年には世界トップレベルの5次Δ∑ADCをリリースして注目を浴びました。1996年にはADCの性能を最大限に引き出す「2-2カスケード技術」を導入、その後もマルチビット化、AKM独自のバイディレクショナル DWA(Data Weighted Average)、低消費電力化技術などを次々と開発し、常に世界最高レベルのADCを提供してきました。また、初代16ビットのオーディオADCを皮切りに、18bit、24bit、32bitと業界に先駆けて高分解能化を進め、サンプリング周波数も48kHzから最大768kHzに拡張し、業界の最先端をリードしてきました。
2014年に 新世代アーキテクチャー VELVET SOUND ブランドを発表、その最初の製品として世界最高水準のS/N 127dBを誇るフラグシップ VERITA AK5397 をリリースしました。2016年には、マルチチャネルシリーズ ハイエンドプレミアムADC AK557X シリーズ4製品と、プレミアムADC AK555X シリーズ4製品を追加し、合計9製品の32-bitプレミアムADCのラインアップが完成しました。
AKMはこれら長年の実績と先進的なソリューション提供により、プロフェッショナルからコンシューマーまで幅広い用途で全世界のカスタマーから高い評価を受け続けています。

ラインアップ

ピックアップ

AK5701KN | ALC, MIC-Amp, PLL内臓低消費電力 2ch ADC

AK5701 は、ポータブルオーディオ機器用に開発された低電圧16bit A/Dコンバーターです。マイクアンプおよびALC(Auto Level Control)回路を内蔵し、マイク等を使用するアプリケーションに最適です。またPLLを内蔵し、容易にDSPとの接続が可能です。パッケージは小型の24bit QFNを採用し、機器の省スペース化に貢献します。

Stereo ADCs

Part# Data
Sheet
Automotive
Qualified
Ch# Analog I Bits Max fs THD+N S/N Vdd PLL MIC
Amp
Others





Bits kHz

V      
   
AK5355VNYes2Single1650-85912.1 to 3.6Yes
AK5355VTYes2Single1650-85912.1 to 3.6Yes
AK5357ET2Single2496-881022.7 to 5.5
AK5367AEF2Single2496-901025.0 and 3.3Capless Input, Pre-Amp
AK5393VS2Diff24108-1051175.0
AK5394AVS2Diff24216-1101235.0
AK5397EQ2Diff32768-108127(130*)5.0/3.3VELVETSOUND
AK5522VN
Yes2Diff32192-981085.0/3.3YesVELVETSOUND
AK5552VN
Yes2Diff32768-106115(118*)5.0VELVETSOUND
AK5572EN2Diff32768-112121(124*)5.0VELVETSOUND
AK5701KNYes2Single1648-78892.4 to 3.6YesYesALC
AK5701VN2Single1648-78892.4 to 3.6YesYesALC
AK5720VTYes2Single2496-941022.7 to 5.5YesCascade TDM I/F, Short Group Delay

Multi-channel ADCs

Part# Data
Sheet
Automotive
Qualified
Ch# Analog I Bits Max fs THD+N S/N Vdd PLL MIC
Amp
Others





Bits kHz

V      
   
AK5388AEQ4Diff24216-1101205.0/3.3Cascade TDM I/F, Short Group Delay
AK5534VN
Yes4Diff32768-103111(117*)

3.0 to 3.6

VELVETSOUND
AK5536VN
Yes6Diff32768-103111(118*)

3.0 to 3.6

VELVETSOUND
AK5538VN
Yes8Diff32768-103111(120*)

3.0 to 3.6

VELVETSOUND
AK5554VN
Yes4Diff32768-106115(121*)

5.0

VELVETSOUND
AK5556VN
Yes6Diff32768-106115(122*)5.0VELVETSOUND
AK5558VN
Yes8Diff32768-106115(124*)5.0VELVETSOUND
AK5574EN4Diff32768-112121(127*)5.0VELVETSOUND
AK5576EN6Diff32768-112121(128*)5.0VELVETSOUND
AK5578EN8Diff32768-112121(130*)5.0VELVETSOUND
AK5702VN4Single1648-83892.4 to 3.6YesYesALC, Cascade TDM I/F
AK5703EN4Single / Diff2448-85962.4 to 3.6YesYesALC, Cascade TDM I/F
AK5730VQYes4Diff2448-931003.0 to 3.6YesMic-diagnostics, Cascade TDM I/F

Microphone ADCs

Part# Data
Sheet
Automotive
Qualified
Ch# Analog I Bits Max fs THD+N S/N Vdd PLL MIC
Amp
Others
Bits kHz V
   
AK5355VNYes2Single1650-85912.1 to 3.6Yes
AK5355VTYes2Single1650-85912.1 to 3.6Yes
AK5522VN
Yes2Diff32192-981085.0/3.3YesVELVETSOUND
AK5701KNYes2Single1648-78892.4 to 3.6YesYesALC
AK5701VN2Single1648-78892.4 to 3.6YesYesALC
AK5702VN4Single1648-83892.4 to 3.6YesYesALC, Cascade TDM I/F
AK5703EN4Single / Diff2448-85962.4 to 3.6YesYesALC, Cascade TDM I/F
AK5720VTYes2Single2496-941022.7 to 5.5YesCascade TDM I/F, Short Group Delay
AK5730VQYes4Diff2448-931003.0 to 3.6YesMic-diagnostics, Cascade TDM I/F

Low Power ADCs

Part# Data
Sheet
Automotive
Qualified
Ch# Analog I Bits Max fs THD+N S/N Vdd PLL MIC
Amp
Others





Bits kHz

V      
   
AK5355VNYes2Single1650-85912.1 to 3.6Yes
AK5355VTYes2Single1650-85912.1 to 3.6Yes
AK5357ET2Single2496-881022.7 to 5.5
AK5373EQ2Diff2448-85913.0 to 3.6YesYes
AK5374EN2Diff2448-85913.0 to 3.6YesYes
AK5522VN
Yes2Diff32192-981085.0/3.3YesVELVETSOUND
AK5701KNYes2Single1648-78892.4 to 3.6YesYesALC
AK5701VN2Single1648-78892.4 to 3.6YesYesALC
AK5702VN4Single1648-83892.4 to 3.6YesYesALC, Cascade TDM I/F
AK5703EN4Single / Diff2448-85962.4 to 3.6YesYesALC, Cascade TDM I/F
AK5720VTYes2Single2496-941022.7 to 5.5YesCascade TDM I/F, Short Group Delay
AK5730VQYes4Diff2448-931003.0 to 3.6YesMic-diagnostics, Cascade TDM I/F

USB ADCs

Part# Data
Sheet
Automotive
Qualified
Ch# Analog I Bits Max fs THD+N S/N Vdd PLL MIC
Amp
Others





Bits kHz

V      
   
AK5373EQ2Diff2448-85913.0 to 3.6YesYes
AK5374EN2Diff2448-85913.0 to 3.6YesYes

[Notes]
* RND: Recommend for New Design
* NRND: Not Recommend for New Design

車載ADCs

AKM Automotive Products
AdvancedAudioDevices VELVET SOUND

NEW AK5522VN
環境ノイズに対する耐性を強化した車載対応 32-bit A/Dコンバーター

AK5522VN

カーオーディオアンプでは DC-DC コンバーターなどの電源から生じる環境ノイズに対して、強い耐性が求められています。 このようなニーズに最適な製品として、電源ノイズやシステム基板ノイズなどに対する耐性を強化した車載対応ステレオA/Dコンバーター (ADC) AK5522VN を販売開始しました。 DC-DC コンバーター出力を直接 AK5522VN の電源に供給することが可能となり、使用環境に依らず豊かな音場表現と低音表現、歪感のない録音を可能にします。
また、ハイエンドオーディオマーケットにおいて実績と定評のある VELVET SOUND (TM) テクノロジーをベースに、ダイナミックレンジ等のアナログ特性を最適化しています。

  • ●有信号時も PSRR 80dB とCMRR 80dBを実現
  • ● D/Aコンバーター電源用 高 PSRR レギュレーターを内蔵
  • ● LRCK/BICK から内部マスタークロックを生成するオーディオ用低ジッター PLL を内蔵
  • ● AEC-Q100 Grade 2対応
AdvancedAudioDevices VELVET SOUND

NEW AK5534VN AK5536VN AK5538VN
111dB 768kHz/32-bit 4/6/8ch 新世代 Advanced Audio ADC

AK5538VN

AK5534 / AK5536 / AK5538 は、新世代32-bitアドバンストADC マルチチャネルシリーズです。デジタル出力は業界最高水準の最大768kHzのPCM出力と2.8MHz/5.6MHz/最大11.2MHzのDSD出力をサポートし、新開発の音質を考慮した32bitデジタルフィルターを搭載しました。4ch/6ch/8chのラインアップにより最適なADC構成を実現。3線シリアル/I2Cバスインターフェースをサポートし、Daisy Chain 接続が可能で、多チャンネル録音システムの設計が容易です。

  • ●最大サンプリング周波数/分解能:PCM768kHz/32-bit DSD256(11.2MHz)/1-bit
  • ●S/N比(SNR):111dB
  • ●歪み(THD+N):-103dB
  • ●サウンドカラーディジタルフィルター:4種類

車載ADCs

Part# Data
Sheet
Automotive
Qualified
Ch# Analog I Bits Max fs THD+N S/N Vdd PLL MIC
Amp
Others





Bits kHz

V      
   
AK5355VNYes2Single1650-85912.1 to 3.6Yes
AK5355VTYes2Single1650-85912.1 to 3.6Yes
AK5522VN
Yes2Diff32192-981085.0/3.3YesVELVETSOUND
AK5534VN
Yes4Diff32768-103111(117*)

3.0 to 3.6

VELVETSOUND
AK5536VN
Yes6Diff32768-103111(118*)

3.0 to 3.6

VELVETSOUND
AK5538VN
Yes8Diff32768-103111(120*)

3.0 to 3.6

VELVETSOUND
AK5552VN
Yes2Diff32768-106115(118*)5.0VELVETSOUND
AK5554VN
Yes4Diff32768-106115(121*)

5.0

VELVETSOUND
AK5556VN
Yes6Diff32768-106115(122*)5.0VELVETSOUND
AK5558VN
Yes8Diff32768-106115(124*)5.0VELVETSOUND
AK5701KNYes2Single1648-78892.4 to 3.6YesYesALC
AK5720VTYes2Single2496-941022.7 to 5.5YesCascade TDM I/F, Short Group Delay
AK5730VQYes4Diff2448-931003.0 to 3.6YesMic-diagnostics, Cascade TDM I/F

[Notes]
* RND: Recommend for New Design
* NRND: Not Recommend for New Design

FAQs

FAQs
(Frequently Asked Questions)

オーディオA/Dコンバーター
よくある質問と回答

Questions

[Q1001] パワーダウン時のクロック入力ピン、データ出力ピンの端子状態はどうなりますか?

[A1001] クロックピンはHi-Zとなります。データ出力ピンはLowレベルとなります。

[Q1002] PDNピンの立ち上がり時間に規定はありますか?

[A1002] PDNの立ち上がり時間の規定はありません。

[Q1003] パワーダウン解除は、PDNピンのレベル (Hi/Low) 検出でしょうか、エッジ取り込みでしょうか?

[A1003] パワーダウン解除はPDNピンがHighになり、マスタクロック (MCLK) 入力後のチャンネルクロック (LRCK) のエッジで確定されます。

[Q1004] パワーダウンにするためのシーケンスを教えてください。

[A1004] ピンパワーダウン (PDNピン=H→L) をしてからクロック停止をしてください。また最近のデバイスではクロック停止によるパワーダウン機能を持っているものもあります。詳細は個別のデバイスのデータシートを参照ください。

[Q1005] 電源投入後、PDNピンをH状態から一度LにしてからHにするような記述がありますが、電源投入後、PDNピンLをキープした状態でHにする制御でも問題ありませんせんか?

[A1005] 問題はありません。電源投入後、PDNピンをL⇒Hとしてください。その場合Low状態を最低Reset時間 (tPD) 以上保持してください。

[Q1006] 外部クロックを入力するタイミングに制約はありますか?

[A1006] 電源投入後であれば、パワーダウン解除前後に関係なくクロック入力は可能です。

[Q1007] クロックの入力の順番に制約はありますか?

[A1007] クロック入力の順番に制約はありません。

[Q1008] データシート記載の「マスタクロック (MCLK) とチャンネルクロック (LRCK) は同期する必要はありますが、位相を合わせる必要はありません」は具体的にはどういうことでしょうか?

[A1008] MCLKとLRCKは、同一のクロックソースから分周して生成してください。その時の位相差は問題になりません。

[Q1009] 外部入力クロックの立ち上がり/下がり時間の規定はありますか?

[A1009] 規定はありません。但し、高周波ノイズも含めて単調増加、減少するクロックを入力ください。

[Q1010] マスタクロックにジッタがのった場合は音質に影響すると思いますが、LRCK、BICKに同様なクロックジッタがのった場合、一般的に音質に影響はありますか?

[A1010] ΔΣモジュレータの動作はマスタクロック基準で動作しています。デバイス内部でチャンネルクロック (LRCK)、シリアルデータクロック (BICK) はデータ入出力、ラッチに使用されのみですので一般的に音質に影響が出ることはありません。

[Q1011]未使用のアナログ入力ピンの処理はどのようにすれば良いですか?

[A1011] 入力形式によって異なります。シングルエンド入力タイプはオープンとしてください。差動入力タイプは、input+ピンとinput-ピンをオープンの場合や、この+ピンと-ピンをショートしてオープンまたはGNDに接続する場合があります。詳細は個別のデバイスのデータシートを参照ください。

[Q1012] デジタル入力ピンの入力容量はどのくらいですか?

[A1012] 入力容量は、5pF以下です。

[Q1013] デジタル入力ピンにpull up/down抵抗はついていますか?

[A1013] pullup/down抵抗がついている場合は明記されています。

[Q1014] ADCの出力にDCオフセットがのっていますが、原因は何が考えられますか?

[A1014] ADCの入力HPFがOFFになっていないか確認ください。

[Q1015] チャンネル加算モードを使用する場合、外部アナログ入力バッファ回路例を教えてください。

[A1015] 回路例を 参照ください。

[Q1016] 差動入力ADC製品で入力電圧 (Input Voltage) の意味を教えてください。

[A1016] +/- 2.8Vpp仕様単位の意味は、AINxPピン(任意の差動入力ペアの入力)は、AC信号電圧部分を2.8Vppのレベルでスイングさせることであり、AINxNピンは逆位相でスイングし、この時 -2.8Vppとなります。実際には、この電圧を差動ペアのAINxP-AINxN = 5.6Vppトータル・スイングと表現するのが最も適切です。 ただし、これは、ADCをフルスケールに駆動する場合の信号スイングのAC部分のみであり、電圧値はグランドを基準にしていないことに注意してください。 適切な信号条件には、およそのDCバイアス電圧が含まれているものとします。 外部から供給するDCバイアス電圧は、おおよそアナログ電源の1/2に設定してください。

[Q1017] シングルエンド入力ADC製品で入力電圧 (Input Voltage) の意味を教えてください。

[A1017] 2.8Vpp単位の意味は、AINxピン(任意のシングルエンドチャネルの入力)は、AC信号電圧部分を2.8Vppレベルでスイングすることです。 これは、ADCをフルスケールに駆動する場合の信号スイングのAC部分のみであり、電圧値はグランドを基準としていないことに注意してください。 適切な信号条件には、およそのDCバイアス電圧が含まれているものとします。 VCOM =おおよそ (アナログ電源/2) VDCは、信号がコンデンサを介してカップリングされている間自己バイアス回路によって内部的に供給されます。

[Q1018] 差動入力ADC製品で差動入力をAC結合できますか?

[A1018] AK5730、AK5522、またはAK5703デバイスを除きAC結合入力はできません。一般的に高性能差動入力デバイスは、OP-Amp回路と入力の内部サンプル&ホールド回路の重要なマッチングを必要とします。 入力には自己バイアス回路が内蔵されていません。 パッシブな外部バイアスは可能な可能性がありますが、パフォーマンスの低下、特にTHD+Nの原因となります。

[Q1019] 差動入力ADC製品で外部からAINxNピンは無入力でAINxPピンのみに信号を入力すると、どのようなこと起こりますか?

[A1019] デバイスを適切に動作させるためには差動入力AINxPピンに信号を入力し、それとは逆相の信号をAINxNピンに入力が必要です。 差動ペアの入力信号を片側だけ駆動するとレベルが6dBFS低下し、歪み特性の劣化が発生します。

[Q1020] データシートでパワーON/OFFシーケンスの中にIdle noiseというものがありますが、これはどういうノイズですか?

[A1020] Idle Noiseとは、通常ADC動作時における無入力時のデジタル出力です。S/Nででスペックしている出力レベルです。

[Q1021] パワーダウン状態でレジスタアクセスは可能でしょうか?

[A1021] パワーダウン状態 (PDN=Low) でレジスタアクセスはできません。パワーダウン解除後、アクセスが可能です。しかし一部のデバイスではオーディオクロックが無い時はレジスタにアクセスできないものもあります。詳細は個別のデバイスのデータシートを参照ください。

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