高品質・高信頼性(車載品質の取り組み)

Automotive Products

車載品質方針

当社は、製品の用途・使用環境等を十分に考慮し、安全確保への十分な配慮を行い、ゼロディフェクトを目指した製品を長期に渡り安定供給することを目指して品質維持・改善活動を継続的に行っています。

車載向けの製品は ISO/TS 16949 に適合した管理下で開発・生産しており、当社車載製品の多くは米国車載電子部品評議会(AEC)の厳しい品質基準 AEC Q100/101 に適合しています。

◆ APQP活動

APQP (Advanced Product Quality Planning:先行製品品質計画) とは、自動車産業分野で用いられる製品に要求される開発管理の手法で、不良品を作らないように製品の計画段階から行う活動です。
当社は製品開発時、品質保証部門が事業テーマごとのリスクの大きさに応じて、必要なAPQP活動のレベルを判定しています。APQP活動の対象となったテーマはAPQP活動テーマリストに登録し、生産開始段階から安定段階まで品質保証部門がフォローします(下図)。

APQP活動

◆ ゼロディフェクトに向けて

当社では、ゼロディフェクト実現のため、統計的手法を用いた工程管理や品質管理活動、設備の保全、潜在欠陥を除去する検査手法などを強化し、高品質達成を進めています。

潜在欠陥除去の手法

製品の信頼性レベルの向上と初期不良故障率の削減を目的にして、電気的特性検査を行う際、以下の技術にて潜在欠陥を除去しています。
  ・電気的ストレステスト
  ・PAT (Part Average Testing:部品平均テストリミット) :AEC-Q001に準拠
  ・SYL (Statistical Yield Limits:統計的収率リミット)
    および SBL (Statistical Bin Limits:統計的Binリミット) :AEC-Q002に準拠
  ・IDDQ (IDD Quiescent current:静的電源電流) テスト

例としてPAT技術を説明します。

◆PAT

PATは、車載用デバイスの信頼性向上のため考案された統計的テスト手法で、現在AEC-Q001としてAEC (自動車向け電子部品評議会) が規格化しています。
通常設定されているテストリミット (合否判定値) だけでは、アウトライア(*1) を排除することができません。これらは軽微な欠陥を内在している可能性があり、その後のストレス (実装時や市場でのストレスなど) により故障の原因となる可能性を持っています。そこで、通常のテストリミットの内側に、新たにPATリミットを定めてアウトライアを排除します。
       (*1) アウトライア:使用の範囲であるものの、母集団の分布中心から大きく外れた値を持つ個体。


PAT技術の概念図

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