News Release

2018/01/09
高精度TMR 3軸磁気センサの共同開発について

概 要
高精度TMR3軸磁気センサ
用 途
拡張現実 (AR)、 仮想現実 (VR)、ミックスドリアリティ (MR)、ジェスチャ認識、屋内ナビゲーション 、ゲームコントローラ、 ヘッドマウント型ディスプレイ (HMD)、スマートフォン、タブレット
TMR3D
高精度TMR 3軸磁気センサ

開発の概要

TDK株式会社(社長:石黒 成直、以下「TDK」)と旭化成エレクトロニクス株式会社(社長:田村 敏、以下、「AKM」)は、このたび高精度3軸磁気センサを共同開発しました。

本センサは、AKMの電子コンパスで培ったセンサ用ASICの設計技術と、TDKが長年、HDD (ハードディスクドライブ) 用の磁気ヘッドで培ってきたTMR素子の技術を活かし、業界トップレベルの低ノイズ、低消費電流を達成し、かつ小型パッケージを実現します。特性面では、微小な磁場の変化を精度高く検出することが出来るため、地磁気または磁場発生装置と組み合わせることによって、精度の高い位置と姿勢の検出を可能にします。

これらの優れた特長により、本センサは、最先端のスマートフォンや各種ウェアラブル機器などの小型電子機器をはじめ、ゲーム機のコントローラなど、より高い位置・姿勢精度を求めるVR (Virtual Reality、仮想現実)、AR (Augmented Reality、拡張現実)、MR (Mixed Reality、複合現実) 等のアプリケーションに適しています。今後、市場拡大が見込まれるIoT関連機器への搭載も期待されています。

なお、2018年1月9日から12日まで米国ラスベガスにて開催される世界最大級のエレクトロニクスの展示会「CES2018」にて、TDK, AKM、それぞれのブースにて本センサを用いたデモンストレーション展示を予定しております。

[Notes]
TMR:Tunnel Magneto Resistance, 磁気抵抗効果。量子力学のトンネル現象を利用することにより、感度を示す磁気抵抗率が従来型の素子よりも高く、高密度の信号をより正確に読み取ることが可能。

主な特長

● 業界トップレベルの低ノイズ、低消費電流を実現し、かつ小型パッケージが可能
● 微小な磁場や電気の変化を精度良く検出可能

主な機能・性能

高精度TMR 3軸磁気センサ
消費電流 (@100 Hz ODR) [μA]40
ノイズ [nT-rms typ.]40
感度 [nT/LSB]10
磁界測定範囲 [μT]±1200
出力ビット深度 [bits]18
パッケージ サイズ [mm]1.6 x 1.6 x 0.6

参考情報

展示会の詳細

1.展示会の名称: コンシューマー・エレクトロニクス・ショー2018(CES2018)
2.開催場所: ラスベガス・コンベンション&ワールドトレードセンター
3.開催期間: 2018年1月9日から1月12日まで
4.本製品出展場所:
・AKM:Venetian Suites 30-209, 30-211
・TDK:Las Vegas Convention and World Trade Center (LVCC) No. 30325

TDK株式会社について

TDK

TDK株式会社(本社:東京)は、各種エレクトロニクス機器において幅広く使われている電子材料の「フェライト」を事業化する目的で1935年に設立されました。主力製品は、積層セラミックコンデンサ、アルミ電解コンデンサ、フィルムコンデンサ、インダクタ、フェライトコア、高周波部品、ピエゾおよび保護部品等の各種受動部品をはじめ、センサおよびセンサシステム、電源です。これらの製品ブランドとしては、TDK、EPCOS、InvenSense、Micronas、Tronics、TDK-Lambdaがあります。さらに、HDDヘッドやマグネットなどの磁気応用製品、そしてエナジーデバイスやフラッシュメモリ応用デバイス等も提供しています。アジア、ヨーロッパ、北米、南米に設計、製造、販売のネットワークを有し、現在、情報通信機器、コンシューマー製品、自動車、産業電子機器の分野において、電子部品のリーディングカンパニーを目指しビジネスを展開しています。2017年3月期の売上は約1兆1800億円で、従業員総数は全世界で約100,000人です。

[Notes]
* ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
* AKMは、旭化成エレクトロニクス株式会社の商標です。
* その他、記載されている会社名、製品名は各社の商標および登録商標です。

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