バッテリーの輸送規制・多回転検出量・薄型化の課題に応えるソリューション
多回転検出を実現する方法として、バッテリー方式、ギア方式、Wiegand センサー方式などが検討されます。
ただ一方で、実際の製品設計では、方式ごとに検討すべきポイントがあります。
配置制約やカウントミス対策など検討事項の多いソリューションが主流でした。
バッテリー方式の場合
電源 OFF 中の位置保持が可能な一方、電池搭載のため、輸送や保管上の管理や制約が発生します。そして電池の交換・寿命の観点から長期信頼性や保守計画が複雑になります。また、電池スペースが筐体・基板設計を圧迫します。
ギア方式の場合
機械的に多回転を検出できますが、ギアの大きさや搭載可能数でカウント数に制限が生じ、摩耗、組立精度などの検討も必要です。また、ギアスペースが筐体・基板設計を圧迫し小型化の制約となります。
従来の Wiegand センサー方式の場合
バッテリーレスで電源 OFF 中の回転検出が可能ですが、磁石やセンサーの配置の制約、カウントミスへの対策などを考慮した設計が必要です。また、既存のパテントを考慮した設計・開発が必要です。
旭化成エレクトロニクス (AKM) は、バッテリーやギアを使用しない多回転検出ソリューションを提案します。
AK7435、Wiegand センサー、多極磁石、FeRAM を組み合わせることで、外部バッテリーやギアを使わずに多回転検出を実現します。従来の Wiegand 方式に比べて配置制約やカウントミス対策の必要性を最小限に抑えた新しいソリューションです。
AK7435 はマルチターンの回転数を管理するための IC で、3mm 角の小型パッケージのため 20mm 角の小型サーボやエンコーダーへの組み込みにも適しています。これにより、小型化とコスト低減を両立します。
AK7435 (3mm 角パッケージ)と Wiegand センサー (AKM 推奨品) を組み合わせて使用いただくことで、小型・薄型なバッテリーレス多回転検出エンコーダーを実現できます。小型サーボモーターへの搭載、既存モジュールからの置換えを支援します。
AK7435 (3mm角パッケージ)
AKM は長年にわたり蓄積してきた磁気センシング技術とアプリケーションノウハウを活用し、お客様のご希望に合わせて、センサー・磁石・周辺部品のレイアウトを提案します。
例えば、周辺環境まで考慮したレイアウト提案により、お客様のシステムレベルでの最適な実装を実現します。
AKM が提供する新たなソリューションはシンプルな構成で安定した回転カウントを実現します。
特殊な部品も必要なく、標準的な不揮発性メモリと1つの Wiegand センサーで構成されるため、顧客の調達方針やコスト条件に合わせた柔軟な設計が可能です。
AKM のバッテリーレス多回転検出をご検討いただく際にお使いいただける技術資料を提供しています。資料をご要望の方は、フォームへの記入をお願い致します。
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