AK5707ECB

AK5707はユーザーが設定可能な特定音を検知するアコースティック・アクティビティ・アナライザー (AAA) を搭載した低消費電力16-bit モノラルADCです。
AAAはわずか34μAで動作し、目的の音を検知するまでシステムをスリープすることが可能で、バッテリー搭載機器の駆動時間を延ばすことができます。
目的の音を検知すると内蔵するオーディオバッファーに記録を開始し、SoCを起動するための割り込み信号を出力します。その後、SoCはオーディオバッファーを読み出すことで、システムスリープ中の目的音も録り逃すことなくSoCで解析することが可能です。
AK5707のAAAは、ガラス破壊音、インターホンの呼び出し音、特定パターンのアラーム音などを検知するバッテリー搭載のスマートセキュリティ機器に適しています。
さらに、AAAと独立して動作可能なAK5707のADCの動作電流はわずか200uAであり、継続的に音声データを内蔵バッファに取り込む必要のある、音声で起動するようなウェアラブル機器にも好適です。