ニュースリリース
- 新製品情報 -
[Notes] * ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。* AKM は、旭化成エレクトロニクス株式会社の商標です。* その他、記載されている会社名、製品名は各社の商標および登録商標です。
高級オーディオ DAC の D/A分離ソリューションを提案、
「まるでそこにいるかのような音」に
2020/03/04
概要
旭化成エレクトロニクス株式会社 (AKM) は、プレミアムオーディオD/Aコンバーター (DAC) の新たなラインアップとして、デジタルとアナログをセパレートした2チップソリューションを開発しました。従来はデジタル信号からアナログ信号への変換処理を1チップで行っていましたが、今回、主なデジタル処理はプレミアム ΔΣ モジュレーター AK4191、アナログ処理はDAC AK4498 にセパレートすることで、聴感上のS/Nが進化しました。
AK4498 は既に量産ステータス、AK4191 は2020 Q2に ES予定です。
製品の特長
デジタルとアナログを完全分離することで、聴感上のS/N感が進化
アナログ処理とデジタル処理をICチップとして完全分離したことにより、デジタルノイズのアナログ信号への影響を最小限にとどめ、聴感上のS/N感を進化させることに成功しました。これら2製品をチップセットとして使用することで、従来のDACと同様に使用することができます。
デジタル信号処理能力アップ (AK4191)
デジタル処理におけるオーバーサンプリングレートは、これまでの8倍フィルタリング処理から256倍に大きくスペックアップ。信号に含まれているデジタルノイズ成分を高域まで発生させないようにしています。併せてデジタルフィルターの抑圧量が50dB上がっているため、デジタルノイズ成分も抑えられています。
・マルチビット・モジュレーター・データインターフェース プレミアム ΔΣ モジュレーター
・サンプルレート: 32 ~ 1536kHz DSD1024 (44.8MHz) 対応
「情報量」と「力強さ」を追求した高音質 (AK4498)
アナログDAC AK4498 はフラッグシップDAC AK4499 と同じ、電気的な余裕度と低域ノイズ特性を大幅に向上した自社オーディオ専用ICプロセスを採用しています。
・マルチビット・モジュレーター・データインターフェース プレミアム D/A コンバーター
・THD+N: -116dB
・DR, SN: 128dB
アプリケーション
* 2020年3月5日発売予定の雑誌「季刊ステレオサウンド」No.214 (2020 SPRING) に掲載の
「ヴァイオリニスト樫本大進、最新の "VELVET SOUND" を聴く」でも
弊社オーディオマイスターから本ソリューションを紹介させて頂いております。
VELVET SOUND について
VELVET SOUND™ は、AKM新世代オーディオデバイスに与えられた「サウンドフィロソフィー」とそれを実現する技術「アーキテクチャー」「コアテクノロジー」のブランドコンセプトです。「原音重視」「情報量と力強さの両立」をコンセプトに設計された新回路は高性能と豊かな音楽性を実現し、ハイレゾリューションオーディオ時代にふさわしい余裕のスペックとフィーチャーを搭載しています。