CES 2020

この製品は電池駆動製品向けのAKM独自のアナログ音響活動アナライザー (AAA) を搭載した音声トリガー用 A/Dコンバーターです。

システムがオフの状態でAAAブロックが超低消費電力 32uAで音声待ち受けします (単なる音量レベル検出だけではなく、状況に応じた音量レベルをユーザーがカスタマイズ可能)。想定した音が検出されると内部バッファに録音し始め、システムを起動します。 バッファに記録されたシステム起動段階の音を分析することもできます。

Bluetooth® 5.1トランスミッターIC AK1595 は、最小限の労力で簡単に製品実装が可能です。 UART/I2Cによりいくつかレジスタ設定することで (送信電力、データ、および送信開始トリガー用)、Bluetooth®Low Energy 伝送を実現できます。 このシンプルさにより、既存のシステムを簡単に無線接続化することができます。複雑なマイコン用プログラムを作る必要がありません。 コネクテッドホーム向けの小型・セキュア・長寿命のセンサーモジュールに最適です。

現在の高音質伝送のトレンドにおいて、ポータブルオーディオでも音質向上が欠かせません。ただし、 HiFi D/Aコンバーターは一般に、バッテリー駆動のポータブル製品には大きいという課題があります。その課題に応えた製品が AK4331。THD+ N=-100dB/SNR=109dBを実現しながら、わずか消費電力 4.4mWのヘッドフォンアンプを内蔵した32bitステレオD/Aコンバーターです。

形状が特殊なスマートグラス (AR 眼鏡) の充電には、標準規格ではない独自のケーブル・コネクターが使われることがあります。 AKM はイスラエル Humavox 社と提携し、RF 電力の送受信を実装する 2 つの新しいデバイスを開発しました。効率的な電力伝送とよりよい UX を実現しています。

高精度磁気センサー AK09940 は、磁気位置追跡 (VR/AR/MR)、非破壊探傷 (MFL)、ウェアラブル、IoT、コネクテッドホームの分野に展開中です。本製品は超低ノイズ (40nT/rms) と超低消費電力 (40uA@100Hz)、400Hz (連続モード) および1kHz (単一測定モード) の高速ODR、各軸 ±1200uTに対応しています。

急速に普及しているスマートウォッチの中で、ユーザーインターフェースの重要なパーツの１つがデジタルクラウン (竜頭) です。 一般的に使われている光学エンコーダーよりも、小型で安価な新しいデジタルクラウン用センサーとして AK09970D を提案します。 AKMの磁気センサー技術により、複雑な機構なしに、汚れや湿気に強い完全密閉されたシステムを作ることができます。

モーターシャフトの軸端にセンサーが設置できない機構にも対応できる、14bit / 角度精度 ±0.1° の "Off-AXIS" アブソリュート磁気回転角センサーをAKM ブースにてデモします。