ニュースリリース
- 新製品情報 -
[Notes] * ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。* AKM は、旭化成エレクトロニクス株式会社の商標です。* その他、記載されている会社名、製品名は各社の商標および登録商標です。
マルチマイク録音用 高音質・低消費電力 4ch A/Dコンバーター AK5704 を開発
2019/06/11
概要
旭化成エレクトロニクス株式会社 (AKM) は、低ノイズのマイクアンプを内蔵した、低消費電力4ch 32-bit A/Dコンバーター (ADC) AK5704 を開発しました。本製品はデジタルマイク含むマイク入力に必要なフィルタリングやレベルコントロールなどの信号処理も内蔵しています。
2019年9月販売開始予定です。
製品の特長
低消費電力で最高水準の低ノイズ録音を実現
32-bit 分解能と 105dB のダイナミックレンジ、THD+N=-90dB を確保することにより、接続する高 SNR のマイクのフルパフォーマンスを実現します。5m 以上の長距離録音やハイレゾなどの高音質録音を要求されるアプリケーションに最適です。動作時の消費電力はわずか 17mWです。
音声検知機能によりシステムの消費電力を削減
音声検知が可能な Voice Activity Detector (VAD) を新たに搭載。音声検知をシステム起動トリガーとして使用することにより、システムの消費電力を大幅に削減できます。VADの待機電力はわずか2.7mWです。
複数並列接続に対応
複数のAK5704をカスケード接続により、最大16-chの多チャンネルシステムが構築できます。
超音波録音に対応
最大192kHzサンプリングに対応しており、広帯域マイクと組み合わせることで、超音波帯域の録音が実現できます。
アプリケーション
会議システム、マイクアレイシステム、スマートスピーカー、見守り機器、ICレコーダー