超高感度の新しい 3D 磁気センサーを販売開始、超低消費電力を実現

旭化成エレクトロニクス株式会社 (AKM) は、TMR 磁気センサ素子を活用した世界最高クラス * の超低ノイズ・超低消費電力 性能を実現した 3 軸磁気センサー「AK09940A」の販売を開始しました。

従来製品「AK09940」に低消費電力モード、高速サンプリングモード、外部トリガモードを追加搭載した上位互換品であり、様々なアプリケーションに対応した製品となっています。

高感度かつ超低ノイズの性能を活かすことで、AR・VR 機器またはウェアラブル機器のモーショントラッキング精度を向上できます。
また、微小な磁場の揺らぎや磁場の漏れ、磁場の歪を高精度に 3 軸で磁気測定できることから、不特定の微弱磁場を対象とする故障検知やポジション検知などの用途に最適です。
さらに 、その超低消費電力を活かして、小容量電池を使用するウエアラブル機器や IoT 機器などでの 3 軸磁気測定にもベストマッチします。

量産品は 2023 年第 2 四半期に供給開始予定です。

* 2022 年 12 月付 AKM 調べ