ニュースリリース
- 新製品情報 -
[Notes] * ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。* AKM は、旭化成エレクトロニクス株式会社の商標です。* その他、記載されている会社名、製品名は各社の商標および登録商標です。
車載 ANC 向け 低レイテンシー 4ch A/D コンバーター を販売開始
2020/03/25
概要
旭化成エレクトロニクス株式会社 (AKM) は、自動車への搭載が進むアクティブノイズ制御システム (ANC*) やロードノイズ制御システム (RNC*) 向けに、マイク用 4チャンネル A/Dコンバーター AK5734 を販売開始しました。先行して販売している 6チャンネル A/Dコンバーター AK5736 と合わせることで様々なマイクチャンネル数のシステムに対応可能となります。ANC, RNCの他、多種多様な車載システムのマイク入力部に最適です。
* ANC: Active Noise Control, RNC: Road Noise Control
製品の特長
マイク接続状態を診断
マイクの接続状態を診断する「Diagnostics 機能」を搭載。動作中も接続異常をリアルタイムで通知します。100mV 精度の簡易診断モードに加え、12bit 精度の高精度診断モードを実装しました。また、接続ピンの DC レベル (12bit 精度) をレジスタ経由で読み出し、ユーザー独自の診断アルゴリズムに使うことも可能です。
低レイテンシーでの信号処理
4.3 [1/fs] の低遅延を実現。リアルタイム処理が必要とされる ANC, RNC システムでノイズキャンセルの精度向上に貢献します。
高入力インピーダンス
1.48MΩ (typ.) の高入力インピーダンス。マイク入力やライン入力で必要になる外付けフィルターやアッテネータの設計が容易です。また出力インピーダンスが高い加速度センサーなどもバッファアンプなしで接続することができます。
アプリケーション