ニュースリリース
- 新製品情報 -
[Notes] * ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。* AKM は、旭化成エレクトロニクス株式会社の商標です。* その他、記載されている会社名、製品名は各社の商標および登録商標です。
2025/09/30
旭化成エレクトロニクス (AKM) は、3D 磁気センサーの新製品 AK09974C を 2025 年 10 月より量産開始予定です。
AK09974C は、スマートフォンや XR 端末、ヘルスケアデバイスなど、あらゆる電子機器の UI (ユーザーインターフェース) 用途に適した 3D 磁気センサーです。省スペース設計や複雑な操作・動作の同時検出といったニーズに対応し、次世代 UI の実現をサポートします。
センサー 1 つで直線移動、回転、開閉、傾きなどの基本動作だけでなく、複合的な動きも検出可能です。また、広レンジ・低ノイズ設計、内部演算機能により、小型化設計を支援し、高い設計自由度と精度を両立します。
AK09974C は、X・Y・Z 軸の磁場を 1 パッケージで検出可能な 3D 磁気センサーです。磁石と組み合わせるシンプルな構成で、回転角度やストローク量を測定可能です。
また、X / Y 軸 ±78mT、Z 軸 ±200mT の広い測定レンジを備えており、磁石をセンサーに近づけて配置することが可能です。これにより、外部磁場の影響を受けにくい安定したセンシングを実現します。
さらに、AKM 独自の低ノイズ設計により、微小な磁場変化にも鋭く反応。複雑な動作検知においても、高い安定性と信頼性を実現します。
AK09974C は、センサー 1 つで直線移動、回転、開閉、傾きなどの基本動作だけでなく、複合的な動きも検出可能です。
さらに、センサー内部に角度演算や相対閾値設定、割込み出力 (IBI:In-Band Interrupt) といった処理機能を搭載。多様な 3D 磁気データの活用を、シンプルかつ効率的に行える設計となっています。
これにより、演算処理の一部をセンサー側で担うことができ、システム全体の構成簡素化・省電力化に貢献します。
小型パッケージ (0.76 × 0.76 × 0.50 mm) と広い測定レンジによって磁石とセンサーの近接配置が可能となり、システム全体の小型化に貢献します。
これにより、小型化が求められる機器においても、省スペースかつ柔軟なレイアウト設計をサポートします。