ニュースリリース
- 新製品情報 -
[Notes] * ここに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。* AKM は、旭化成エレクトロニクス株式会社の商標です。* その他、記載されている会社名、製品名は各社の商標および登録商標です。
SiC/GaN パワーデバイスと親和性の高い EV 向け電流センサーを量産開始、充電器・電子ヒューズなどに
2024/02/21
概要
旭化成エレクトロニクス (AKM) は自動車用の電流センサー CZ39 シリーズの量産を開始しました。
AKM の化合物ホール素子・パッケージ・ASIC 回路技術により、高速応答性・低発熱・耐ノイズ性を実現しています。
SiC/GaN パワーデバイスと親和性が高く、自動車に搭載される充電器 (On Board Charger:OBC) ・ DC/DC コンバーターの小型化に貢献します。また、その高速応答性から電子ヒューズ (E-Fuse) としても使用できるようになります。
製品の特長
100ns の高速応答で電流を検知
化合物ホール素子の高感度特性を活かし、高速応答を実現しています。
SiC や GaN といった次世代パワーデバイスを用いた充電器・DC/DC コンバーターに本製品を使うことでスイッチング周波数の高周波化が可能となり、その結果、基板サイズが小さい回路を実現することができます。
また、あらゆる過電流保護を実現できる高速な応答速度を持っているため、安全な電子ヒューズ回路を自動車のパワーコンバージョンシステムに導入することが可能となります。
一次導体抵抗 0.3mΩ により発熱低減で熱設計が容易に
一次導体抵抗 0.3mΩ という低抵抗を実現するため、独自パッケージを開発しました。環境温度 125℃ で 40Arms 連続通電しても発熱を抑えることができているため、熱設計が容易になります。
加えて、沿面距離と空間距離を十分確保した耐圧構造を採用し、650V をこえる高耐圧アプリケーションにおいても使用可能です。
高速スイッチング動作時においても、ノイズの影響なく電流検出が可能
SiC やGaN のパワーデバイスを使うと、高電圧かつ高速のスイッチングを行うため、ノイズ環境が著しく悪化します。
本製品は、上記環境においてもセンサー特性への影響が発生しにくく、ノイズの影響なく電流検出が可能です。
アプリケーション
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