CES® 2023

ハイライト

モビリティと住宅のシームレスな未来像を提示

会期:2023 年 1 月 5 日 (木)~ 1 月 8 日 (日)

当社ブース位置:LVCC North, Smart Cities, #9105

イベント・展示会

旭化成エレクトロニクス (AKM) は、CES® 2023に出展しました。

VR/AR 向けセンシング技術、モビリティ向けサウンドマネジメントやバイタルセンシング、HVAC 向けガスセンシングや電流センサーを紹介。
モビリティと住宅がシームレスにつながるためのソリューションを提案しました。

*CES®︎ は、Consumer Technology Association (CTA) の登録商標です。

旭化成エレクトロニクス (AKM) 出展製品

VR/AR 機器向け頭ブレ補正 OIS 技術

AR グラスや、VR ヘッドマウントディスプレイの映像パススルー機能は、搭載されたカメラ映像を通して外界を認識し、ディスプレイ上に仮想のオブジェクトを重ね合わせることで AR 体験を実現しています。
一方、ユーザーの挙動による機器の上下左右のブレにより、外界認識精度の低下や、撮像のブレといった課題が顕在化し始めています。

AKM は、スマートフォンのカメラで長年にわたり実績を誇る独自の Optical Image Stabilization (OIS) 技術を応用し、頭ブレ補正のコンセプトデモを紹介しました。

ウェアラブル向け非接触式温度センサー

AKM は超小型、超低消費電流でウェアラブル機器に最適な、リストバンド型非接触式温度センサーのコンセプトデモを展示しました。

装着後すぐに皮膚体温が測定可能な高速応答性、かつ高精度の特長を備えています。そのため、フィットネス等のアプリケーションにおいてユーザー体験を損なうことなく、運動中の皮膚体温変動をモニタリングすることが可能です。

リング型コントローラー

VR/AR 機器装着時の入力インターフェイス用に、親指のわずかな動きでコントロール可能なリング型のコンセプトデモを展示しました。

AKM 独自の超小型の磁気センシング技術が応用されており、これにより大型のコントローラーを持ち運ぶことなく、またハンドジェスチャーのような大きな動作も必要とせず、VR/AR 空間へ没入することが可能です。

車室内向けソリューション

車室内の快適性や安全性に対する、今後のニーズの変化に対応するには新たなテクノロジーが必要です。

アクティブサウンド・デザインや、飲酒運転防止のためのアルコールセンシング、高効率な空調コントロールのための CO2 センシング、ミリ波による子どもの置き去り防止の技術を中心に、モビリティの未来像を提示しました。

HVAC 向けソリューション

サステナブルかつ快適な居室空間の実現に向け、高空間分解能で複数人の状態検知を実現するミリ波バイタルセンシングソリューション、超低消費電力で空気質のモニタが可能な CO2 センサー、安全性の高い微燃性冷媒ガスセンサー、高効率なシステム駆動を実現する電流センサーなど、HVAC 向けの先進ソリューションを紹介しました。