選ばれる理由

回転角センサー

現在、世の中では光学式エンコーダーが最も多く使われています。高精度や高分解能といったメリットがある一方で、油、埃などの汚れに弱い、絶対角検知をするには構造が複雑になるといった面もあり、これらの問題を解決できる磁気式エンコーダーが注目されています。
AKM の磁気式回転角センサ―はこれまで光学式エンコーダーの問題を解決できる磁気式エンコーダーの実現に貢献してきました。 AKM の回転角センサーは従来の磁気式回転角センサーのデメリットを補完できる様々な特長があります。
ここでは、AKM の回転角センサーが皆様に選ばれている3つのポイントを紹介します。

シンプルな構成で ±0.1 度の高精度実現

AK7455 は 2 極磁石で使えるシンプルな構成でありながら、独自の角度誤差補正機能により高精度での絶対角度出力を実現できます。 ±0.1 度の高精度が要求される産業用ロボットやアクチュエーターに最適です。
また、組立公差による誤差も含めて簡単な手順で角度補正できるため、細かな取り付け位置調整が必要ありません。

シンプルな構成で ±0.1 度の高精度実現

軸貫通配置 (Off-Axis)

従来の磁気式回転角センサーは軸端配置しかできませんでしたが、AK7455 は高精度を実現しながら軸貫通配置 (Off-Axis) が可能です。 これにより、モーター軸の両端使用を実現し、またシャフトを中空構造にしてケーブル、エア、水などをシャフト内に通すこともできます。

軸貫通配置 (Off-Axis)

経年変化耐性

AK7455 は独自の横磁場検知方式を採用しており、同じ横磁場検知の AMR 方式に比べて、モーターの負荷による振動に起因する位置ずれ、または長期的な稼働による経年的な位置ずれによる影響を受けにくくなっています。

経年変化耐性