FAQ - CO2 センサー

弊社にお寄せいただく CO2 センサーのよくある質問についてまとめました。
ご参考いただければ幸いです。もし解決しない場合は、こちらからお問合せ下さい。

[A-01] CO2 センサーラインアップページをご参照ください。

[A-02] ppm は Parts Per Million の頭文字をとった百万分率を示す単位です。
100 万分のいくつにあたるかを示します。

例として、1km に対する 1mm が 1ppm です。1% = 10,000ppm です。

[A-03] センサーを使用しているうちに、光源の発光量低下や、受光素子の感度低下、光路の劣化などにより精度が低下します。輸送や取り扱いにおける振動や基板への応力も変動要因になります。

定期的な校正を行うことにより、センサーの性能を維持することができます。センスエアのすべてのセンサーには、自己較正機能である ABC (Automatic Baseline Correction) アルゴリズムが内蔵されています。

[A-04]

  • ABC (Automatic Baseline Correction) キャリブレーション : 一定期間で測定された最小のCO2濃度値が 400ppm になるように補正する方法です。400ppm は新鮮な外気のCO濃度と言われています。
  • Zero キャリブレーション : CO2 を含まない基準ガス(100% 窒素ガスなど)を用いて測定値 0ppm の点で補正する方法です。
  • Background キャリブレーション : CO2 濃度 400ppm の基準ガスを用いて測定値 400ppm の点で補正する方法です。

ABC (Automatic Baseline Correction) キャリブレーション

CO2 は私たちの周りに存在し、新鮮な空気の CO2 濃度は約 400ppm と言われています。CO2 センサーは一定期間 (初期値 : 8 日間) の最低 CO2 濃度値を記録し、外気の CO2 濃度である 400ppm と差異が検出された場合には、ゼロ点調整を行います。

一般的な屋内の場合、1 週間のある地点で外気の CO濃度に低下します。しかし、ビニールハウスや常に人が活動している屋内環境では、外気の CO2 濃度まで低下しないため ABC アルゴリズムが機能しません。その場合は ABC 機能をオフにして、2~3 年に 1 度の頻度で較正を行ってください。センスエアではゼロ較正キットもご用意しております。

[A-05] 一般的に、2 センサー方式では測定対象ガスの吸収波長に感度を持つセンサーとリファレンスセンサーが搭載されています。測定対象のガス濃度に左右されないリファレンスセンサーの出力により、光源や光路の変化を推定し、補正することができます。

一方で、1 センサー方式では、対象ガスの吸収波長のみを測定する設計であるため、構成部品が少なく、部品コストや個体間バラツキの低減に有効です。リファレンスセンサーがなくても、定期的な校正により、性能の維持は可能です。

[A-06] パーティクルフィルタが設置されているガス取込口をふさがないようご注意ください。その他、取り扱い時の注意点は、各製品のハンドリングマニュアルをご参照ください。

[A-07] NDIR 方式のガスセンサの応答時間は、筐体中にガスが自然拡散する速度が支配的です。応答時間を短縮したい場合は、筐体内のガスが早く入れ替わるようにお客様にて周辺の設計をしていただくと有効です。例えば、吸気ファン設置などです。

[A-08] 反応しないように設計しています。具体的には、受光素子の赤外線センサーに CO2 の吸収波長を選択的に透過する光学フィルターを取り付けています。

[A-09] 結露しない環境でのご使用をお願いします。結露状態だと、赤外線受発光部品表面や筐体内壁表面に水滴が付着し、光路が変化し、測定値が大きく変動する恐れがあります。

[A-10] CO2センサーが設置された場所や気流に依存するため、具体的な空間の広さを規定できません。最適な設置場所を見つけるためには、気流のシミュレーションや複数の設置場所で実測するなどしてご検討いただくのが好ましいです。

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センスエア (Senseair) について

2018 年に旭化成エレクトロニクス (AKM) グループの一員となったセンスエアは、NDIR : Non-Dispersive InfraRed (非分散型赤外線) 方式の技術を用いたガスセンサーの世界的なリーディングプロバイダーです。常に新しいガスセンサーの技術開発および量産化を目指しています。