アプリケーション

CO2 センサー

CO2 センサーで空気の淀みを見える化

私たちの健康と生活の質は、室内の空気質に大きく依存していますが、空気の「淀み」がその質を低下させる原因の一つです。

複数の CO2 センサーを使って室内の空気の淀みを可視化し、改善する方法を紹介します。

子どもたちの安心・安全のために

換気の見える化を行うことで、科学的判断に基づいた換気を行うことが可能となり、教育現場では COセンサーの導入が進みつつあります。ここでは実証実験の結果とその効果を紹介します。

室内空気質 (IAQ) センサーで CO2 濃度をモニタリング

私たちは生活している時間の大半を部屋・教室・オフィス・店舗といった屋内で過ごしています。換気が不十分だと空気の質が悪くなり、人にとって危険であるだけでなく、その人の生産性レベルや意思決定のパフォーマンスにも影響を及ぼしてしまいます。このため、室内の「空気の質」、「換気」は重要です。そこで、COセンサーなどの空気質センサーを使って室内環境の CO2 濃度を空気質の基準として測定し、空調の換気システムの動作を最適化することが必要になるのです。 

実際の家を用いた CO2 センサーテスト

ネオマの家

温熱環境の視点から住まいの性能を追求した実証実験用の住宅 (*) の各部屋に「連続環境モニタリングシステム」(**) のモニタリングデバイスを設置しました。このシステムにより、温度、湿度、CO2 濃度、気圧、風量、加速度、騒音などをセンサーで測定し、クラウドに上げ、 PC やスマートフォンで環境データを確認しました。測定の結果、家族が集まる時間帯は CO2 濃度が大きく上昇することが確認されました

飲食店での CO2 濃度測定

近年、コロナウイルスの蔓延で更なる重要性が唱えられている「換気」。ただし、空気を目で見ることはできません。そこで、「しっかりと換気ができているのか?」について実際の飲食店で CO2 濃度を測定し見える化してみました。驚くべき結果に。

採用事例

空気質を手元で見える化する…
低消費電流を特長とするCO2センサーは長時間の持ち運びを可能にし、設置場所の自由度を向上。
各社のバッテリー駆動が可能なポータブルデバイスでの採用事例を紹介します。

センスエア (Senseair) について

2018 年に旭化成エレクトロニクス (AKM) グループの一員となった Senseair は、非分散型赤外線 (NDIR: Non-Dispersive Infrared) 方式の技術を用いたガスセンサーのプロバイダーです。常に新しいガスセンサーの技術開発および量産化を目指しています。